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2009年8月10日 (月)

第361話 「VIX指数が示唆するもの」

8月10日付けのブルームバーグ・ニュースによると、オプション取引では、米国株の上昇が9月は続かないと予想する向きが増えているとのことです。恐怖指数と呼ばれるVIX指数は、S&P500の下落に備えた保険として使われるオプションの費用に連動するため、同指数とS&P500種は通常、反対の動きをたどります。VIX指数先物(9月限)は現在、VIX指数を3.29ポイント上回っており、7月にはスプレッドが5.91ポイントまで拡大しました。 ランパート・インベストメント・マネジメントでオプション取引を手掛けるロナルド・エガルカ最高経営責任者(CEO)は「これは危険なサインだ」とし、「今後、ボラティリティが拡大すると市場関係者はみており、相場が下向きに動くことを示唆している」と述べました。どうも最近、世界的な株価上昇に懐疑的なもので、こうしたニュースに目が行きます。このニュースにしても、VIX指数先物の現状からコメントしているもので、突然に明日には事情が変わっているかもしれません。従って、いつも話半分で読むことが重要です。しかし、一方で、別にニュースによると、東証1部上場の今期経常利益成長率がマイナス6%程度との記事もありました。株式市場があまり先行しすぎて、業績回復を織り込みすぎているという感覚を裏付けるものです。VIX指数先物市場の参加者も同様な感覚を持っているように思うのですが。

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