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2009年9月 6日 (日)

第368話 「大和証券の決断」

9月4日付けの日本経済新聞朝刊で、三井住友フィナンシャルグループが、大和SMBCとの合弁解消を受け、米シティグループとの連携を強化すると報じました。国際間の大型M&A案件の助言や証券売買システム開発など、買収する日興コーディアル証券の足りない機能をシティが補完することで競争力を高めるとしています。このニュースは、同じく日経新聞が、大和SMBCの合弁会社をいち早く報じた一連のニュースです。当てましたと自慢するわけではありませんが、このブログでも4月末に大和証券が独自の道に進むだろうと意見を表明しておりました。http://fundbuster.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/313-de08.html

しかし、これは、普通の人が考えれば、当然の帰結です。4ヶ月の期間を要して、結論に至ったのは、日本企業としては早い方の部類ではないかと評価します。一部三井住友グループ関係者と話した感じも、歓迎ムードです。しかし、必ずしも、100%、三井住友と大和証券の関係がすっきりしたわけではありません。例えば、投資顧問の大和住銀投信投資顧問は残っています。こちらも、結果的に、解消に向かう可能性は否定できません。いずれにせよ、大和証券グループは、純血的な良さを発揮してほしいと大いに期待します。野村もリーマンという異分子を取り込み、日興は三井住友となり、過去の4大証券で、純血な系統が残っているのは大和だけです。規模ではなく、そのサービスにおいて、質と信念を重視した経営をすれば、大きく飛躍するかもしれません。

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