« 第376話 「SBJ銀行について.....蛇足ですが」 | トップページ | 第378話 「JALと年金問題」 »

2009年10月20日 (火)

第377話 「日本郵政 西川社長の辞任」

10月20日付けのブルームバーグ・ニュースによると、日本郵政の西川善文社長は20日夜、緊急会見を開き、辞任する意向を表明しました。政府が同日閣議決定した郵政事業見直しの基本方針を受け、「民営化のためにこれまでやってきた、これからやろうとするものとの間に大きな隔たりがあり、もはや現在の職にとどまることはできない」と辞任の理由を述べました。 本件については、今年6月に第342話でも取り上げています。

http://fundbuster.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/342-8ac7.html

しかし、西川氏も、よく粘ったという感じです。政権交代、亀井大臣とイベントが多すぎて、あたかも郵政民営化が誤りだったかのごとく捉えられ、民主党と亀井大臣が時計を逆に戻していると考えられがちですが、それは違うと思います。やはり、西川氏という人選が間違ったいたのです。同氏は、公共性というものをきちんと理解できない経営者であることは銀行業界では周知の事実です。それを小泉、竹中路線で選ばれたことが失敗だったわけです。亀井大臣も、もう少し紳士的に対応すれば、誤った印象を与えないのでしょうが、まあ、それがあの方の個性ですから。しかし、巨大な”住友銀行”カルチャーを持った金融機関にならずに良かったと思います。

« 第376話 「SBJ銀行について.....蛇足ですが」 | トップページ | 第378話 「JALと年金問題」 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

いつもお世話になっています。今回は西川社長についてですが、私なりの意見を述べます。西川さんの銀行員時代の行動は同じ業界に在籍するものとして風聞程度の知識でも「極悪人」の一言で、確かにおっしゃることはわかります。ではなぜ、小泉竹中ラインが彼を選んだのか。西川さんのある意味起訴・有罪されるべき過去の行動を亡きものとしてまで彼を選んだ理由。それは「毒を以って毒を製す」という言葉が私に浮かんだ時、小泉さんが彼を選んだ理由が氷解しました。郵便局は公務員でなおかつ外部であるから、大変性質が悪い、というより腐り切っています。それを直すのは、容易なことではありません。猛毒に対しては猛毒で対抗するのが一番。我々同業者から見て、西川さんのおかげで郵貯や郵便は少しはましになりましたと実感していますが、今後はどうなることやら。債券市場では早くもクラウディングアウト(古いか)が懸念されていますね。世界経済が回復する2年後、長期金利は?

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512329/46538098

この記事へのトラックバック一覧です: 第377話 「日本郵政 西川社長の辞任」:

« 第376話 「SBJ銀行について.....蛇足ですが」 | トップページ | 第378話 「JALと年金問題」 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ