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2010年11月21日 (日)

第402話 「貯蓄から投資」

本日の日経ヴェリタスに、株式市場再生に関する長い特集記事が掲載されています。日経平均は1万円を回復しましたが、世界の中で取り残されている日本株について、様々な面から論じています。日経新聞としても、株式市場の低迷は部数に直結しますので、なんとか盛り上げたいということでしょう。

その中で、「貯蓄好きに転機?」とい記事があります。金融資産の約6割を預金にしている日本人の動きに変化があるのでは?という記事で、必ずしも断定的なものではありません。しかし、残念ながら、高齢化の中、貯蓄を取り崩す時代に入ってきて、貯蓄から株式にシフトっしていく可能性は低いと考えます。一方で、以前にも取り上げましたが、高分配型の投信には明らかに預金からのシフトが見られます。すなわち、インカム系の投資商品に対しては、貯蓄から投資への動きが見られるわけです。「貯蓄から投資」という言葉は、株式または株式に投資する投信を売りたい人達のポジショントークでしたので、空回りしてきましたが、日本人の特性にあった「貯蓄から投資」は、着実に動き始めています。加えて、量的緩和で、もう、金利に頼ることはできないと気づき始めているので、今後、急速にそのスピードは速まるかもしれません。

先般論じた不動産、J-REIT(指数が1000を超えてきました)を含め、「貯蓄から投資」おける投資対象間での競争が激しくなると思います。株式、すなわち、企業や証券会社も、株式の魅力と高める努力をしないと、「貯蓄から投資」の流れから取り残されるかもしれません。少なくとも、ここまでの動きは、株式投資家軽視の態度をしてきたわけで、自業自得なのですから。

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