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2010年11月25日 (木)

第406話 「量的緩和競争」

25日付けロイターニュースによると、イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁は25日、11月に発表した四半期インフレ報告について議会の財務委員会で質問に答え、インフレを目標に保つために必要なら、一段の量的緩和も可能との認識を示しました。総裁は「インフレ率を目標に保つために必要だと考えれば、さらなる資産購入を行うこともできる」と語ったそうです。

通貨戦争、通貨安戦争などと言われ、円の一人負けを経験したわけですが、日銀による資産購入によって、若干、円高スピードが落ち着いてきたところです。しかし、英中銀総裁の話からすると、再び、量的緩和、資産購入戦争が起きるような状況です。そうなると、再び、円高傾向に戻ってしまうかもしれません。特に、欧州は心配です。あれだけの、公的債務を抱え、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペインと金融危機が飛び火してしてくると、財政出動に限界がありますので、過度な金融政策依存に陥っていっています。欧州通貨は、じゃぶじゃぶの通貨で、通貨安が一段と進むかもしれません。要注意です。

しかし、民間から借金や資産が公的な部分に移動して、一体、何を行っているのでしょう。一国として、別に、プラスになっているわけではありません。帳簿の付け替えのようで、抜本的解決ではないのですが。時間稼ぎのようなことばかりです。アジア危機の韓国などのように、一度、どん底まで経験し、明治維新のような大改革が行われないと、欧州(もちろん、日本も大した違いはありませんが)が復活する可能性が薄いのではないでしょうか。

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