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2010年12月11日 (土)

第414話 「企業のカネ余り」

12月11日付けの日経新聞13面に、「企業のカネ余り、一段と」という記事が掲載されています。2010年9月末の手元資金が64兆円超と2000年以降で最高水準になっているとのことです。また、実質無借金の会社が半数を占める状態にあります。

こうした守りの姿勢は分からないでもないですが、この状態非常に危険です。村上ファンドなどが登場した頃のことを思い出してしまいます。キャッシュリッチの会社の株を買いまして、非効率だから配当に回せなどの要求をしていました。まさしく、日本企業は、こういう要求をする絶好のターゲットです。企業は、再び、こうしたファンドの干渉を受けないよう、投資を考えるべきです。

最近、海外のバリュー系運用機関が、日本株を買い増しています。こうしたキャッシュリッチな会社です。こうした会社は、財務体質が健全で、前向き投資も可能ですし、借入れも行って、ちょっとレバレッジをかけただけでも、収益性が大きく上方に改善する可能性があるわけです。マクロレベルでの日本経済の改善は望み薄ですが、こうした健全で、キャッシュリッチで、事業に対する変化を起こそうという考えを持っている経営者のいる会社は、かなり有望と思われます。俗にいう「買い」です。

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