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2010年12月23日 (木)

第420話 「為替相場」

日経ニュースによると、22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に3日続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=83円50~60銭で取引を終えました。根強い欧州の財政・金融不安などを背景に円が対ユーロで上昇し、対ドルでも円買いが優勢となったとのことです。

最近、ある年金基金の担当者と話した際、先方は、「米国の長期金利も上がってきたし、金利差から考えれば、80円台のドル円は、底と考えていい。為替ヘッジを外すのが得策だ」とおっしゃっていました。私自身が、為替のプロではありませんので、この見通しが正しい、正しくないとコメントできませんが、この金利差だけに注目したコメントはいかがなものかと思います。確かに、為替専門家は、日米2年債金利差とドル円レートのチャートを出して、もっともらしく解説される方がいます。しかし、金利差で説明つかない時期も明らかにあるのですが、その時は、別のチャートを用意して、また、もっともらしく説明します。結局、常に市場の動きを説明できるものはないと考えるべきです。事実、最近は、この2年債金利差でうまく説明ができていません。

基本的に重要な要因は、需給だと考えます。やはり、量的緩和の度合いが圧倒的に米国の方が大きいので、ドル安傾向だと考えるべきではないでしょうか。今は、年末の特殊要因や、欧州不安のあるユーロ安の影響で、ドル円は静かですが、個人的には、ドル安傾向は変わっていないと考えています(外れたら、ごめんなさい)。

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