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2011年1月 5日 (水)

第424話 「横並びの市場予想」

日経ニュースのスクランブルに、「横並び予想に透ける不安とあきらめ」という記事が掲載されています。日経ヴェリタスの2011年の市場が、日経平均で12000から12999円に集中しているというものです。解説としては、円高で企業収益に不安はあるものの、金余りで下値はしっかりという予想が多いということです。しかし、予想が当たることは、まず、ありませんし、今回のように多くの人が予想することが当たるなどありえないでしょう。

また、こうした予想をする人は、本当に楽観的だとも思います。昨年末の日経平均が10228円でしたから、12000円でも今年は、17%上昇、12999円だと27%の上昇になります。これは結構な強気相場です。確かに、過剰流動性相場は、怖いです。理屈を超えて、トレンド相場を形成する場合があります。しかし、ファンダメンタルズ以上の株価上昇はありません。こうした予想の背景には、企業業績が、新興国景気で回復するという前提があるのでしょうが、超楽観的と言わざるを得ません。

私は、過剰流動性に引き起こすトレンド相場に歯向かうことが妥当ではないとの考えから、年末から相場に乗った方が良いとこのブログに書いていますが、ここまで楽観的な考えを持っているわけではありません。せいぜい、1年後に、1000円ぐらい上昇してくれたらいいなと思っています。それでも、10%上昇です。ミニバブル発生の可能性があるので、もちろん短期的には、その水準を越えるかもしれませんが、世間が予想するような20%超の上昇は、企業業績の回復がその程度まで戻るまで困難ではないでしょうか。私には、まだ、その確信がありません。

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