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2011年1月 9日 (日)

第425話 「J-REIT(3)」

日経ヴェリタス50面に、毎週、公募投信の資金流入、流出額ランキングが掲載されています。先週は、3日間だけの集計で短いですが、流入額上位10位には、新規設定の「通貨選択型J-REITファンド」を含めREIT関連が5本入っています。相場の回復と根強い配当志向から、REITは、2011年も注目されているようです。このブログでも、J-REITは安全な投資と明言してきましたが、年末にかけて、東証REIT指数は、連日、高値を更新しています。もちろん、リーマンショック前の1200台後半には、まだ、100ポイント以上ありますが、その当時のREIT利回りが6%近辺だったことを考えれば、ほぼリーマンショック前から損益トントンの水準まで戻ったといっても良いでしょう。

マーケットでは、急速な市場上昇に警戒感も強まっています。しかし、それは、あくまでもトレーディング目的の人の意見と言えます。まだ、東証REIT指数の配当利回りは、約4.4%の水準です。長期金利の水準からすれば、まだ、十分に利回り差があります。また、日本の不動産市場に対する見方が、一般にも明らかに変わってきています。すなわち、ちょっと強気になっていますし、値段も上昇ぎみです。最後に、引き続く、投資家資金は、配当の高さに向かいます。これは、いい事か悪いこと分かりませんが、しかし、事実です。以上のことから、少なくとも、指数の配当利回りが、4%を割るぐらいまでは、「安心」の2文字を維持して良いと考えます。そして、3%台になってきてからは、改めて、その先のことを考えていくことにしたいと思います。

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