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2011年2月13日 (日)

第431話 「注目のASEAN株式投資」

2月13日付け日経ヴェリタス50面に、「海外個別株 品ぞろえ急拡大:SBIがベトナム、岡三はシンガポール追加し個人開拓」という記事が掲載されています。証券会社が米国やアジア各国など海外市場に上場する株式やETFの取り扱いを拡充しているという記事です。個人でも海外投資への関心が高まっており、それに対応する必要が出てきているそうです。一方、日経新聞の一面には、ASEANに関する記事が掲載されています。ASEANとは、東南アジア諸国連合のことで、現在、10カ国が加盟しています。その中でも、ASEAN6(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)が海外投資家の株式投資として注目されています。ASEANでは、今話題のFTA(自由貿易協定)を結ぶ動きが活発で、のろのろしている日本を尻目に、日本企業がASEANの現地法人を拠点に貿易を活発化しようとしているという記事です。確かに、ASEAN諸国の経済成長については、非常に力強いものがあります。OECDの見通しでも、2011年~2015年の実質GDP成長率は、平均で6%となっています。どうしても、新興国というと、中国やブラジルなどに目がいきますが、ASEANの成長ポテンシャルは非常に大きいと言えます。もちろん、リスクもあります。先週金曜日には、ベトナムの通貨ドンが、約9%の切り下げとなりました。投資していれば、一気に、9%程度資産が目減りしたことになります。しかし、新興国での通貨リスクは、企業利益の成長ポテンシャルでカバーすると理解するのが良いと考えます。これからは、中国、ブラジルよりも、ASEANの成長に投資することを考えています。投資手段としては、やはり、個人では個別株よりも、ファンドの方が妥当かと思います。幸い、国ごとのETFがネット証券から投資できます。コスト的にはこれが適していると思います。面倒な方は、申し込み手数料を払うことに抵抗ありますが、アクティブ投信が三井住友アセットやJPモルガンアセットなどから提供されています。いずれにせよ、中国、ブラジルへ偏った投資から、分散させることは重要です。

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