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2011年10月23日 (日)

第473話 「雑感」

朝から片頭痛に悩まされ、ファンドを選択する元気がないものですから、いくつか気になることを雑多に書き連ねます。

1、「野村グローバル高配当株プレミアム(通貨選択型)

野村證券のHPに新規募集ファンドとして掲載されていました。このファンド、世界の配当率の高い株式に投資するのですが、同時に、コールオプションを売却してプレミアムを得るカバード・コール型の投信のようです。これ、第469話で取り上げた大和証券の「ダイワ米国株ストラテジー・α」と基本的同じ仕組みです。

http://fundbuster.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/469-53da.html

これを取り上げた後、「結局、よく分からん」とのコメントをいただきましたが、まさしくその通りです。これをすぐに分かる人は少ないのです。どれだけのお客様がきちんと理解して購入できるのか心配です。

2、「Buy the rumor Sell the fact」

噂で買って、事実で売る。昔からの格言です。先週は、欧州信用問題に解決に向け、23日のEU首脳会議への期待感から、株式が買われ、ユーロも買い戻されました。しかし、今回も、典型的な、噂で買って、事実で売るになるような気がします。リーマンショック以降、銀行の決算は、どうも不明瞭で信じられません。まさしく、バブル崩壊からりそな破綻までの日本の銀行を見るようです。そんな簡単に解決するわけないと思うのですが。

3、「年金問題」

ある運用会社主催の企業の年金運用担当者向けセミナーに参加しました。現在、運用がうまくいかず、企業年金を維持するための目標利回り(大体、2%~4%ぐらいが多い)を達成するためには、ヘッジファンドの導入やアセットアロケーションを大胆に変更する戦略で達成可能というのが、セミナーの主旨でした。多くの企業から担当者が出席していましたが、まさしく「裸の王様」のように個人的には感じてしまいました。みんな、世界的の低金利の中、金利以上に過度に高い利回りを達成することは難しいと思っているのに、「それを言っちゃー、お仕舞よ」ということで、努力している姿勢を、担当者側も運用会社側も、アピールしたくて、無理なことを議論していました。あ~、もっと正直にならないと、どの企業も年金制度を維持できなくなるのでは。心配です。

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コメント

結局、これほど世の中の金利が下がっているなかで、2〜4%の想定利回りを設定することに無理があるのでしょうか。
かといって「低金利だから、しょうがないよね」と言っちゃえば、自分たちは不要な人間であることになるので、それは口が裂けても言えない。って感じでしょうか。

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