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2011年11月26日 (土)

第481話 「ジム・ロジャーズ講演会」

11月26日10時からのジム・ロジャーズ講演会に出席しました。発言内容は、以下の感じです。

1、現在の大局感

ロング:商品、為替

ショート:米国、欧州、新興国

今後2~3年 世界経済および株式市場には、弱気。ただし、日本株だけは保有する

2、各論

①日本の投資家は、海外に運用先を探してきたが、円高が続き損失を被り、円資産は日本に戻る。しかし、金利が低すぎるので、日本で商品や株式を購入する。日本は、アジア(中国)の成長の恩恵を最も受ける。日本株は、28年前と同じ株価で、非常に割安。震災後にETFを購入したが、現在、値下がりしてしまった(苦笑い)。ただ、下げれば下げるほど、割安と感じる。

②円に対しても強気。円をロングにしている

③今後は、農業に注目。日本だけでなく過去30年間で世界の農業は悲惨だった。米国、オーストラリアの農民の平均年齢は58歳、日本は66歳。世界的に農民の自殺者も多く、後継者も不足している。こうした中、世界的な食品需要は高まり、今後、食品価格、農産物の価格は値上がりし、農民の生活が改善する方向に向かう。

④世界的にインフレに向かう。農産物と貴金属に投資を振り向ける

⑤アジア経済には強気だが、中国株には弱気。売ってしまった。インド株にも弱気で、ショートしている。他のアジアでは、ミャンマーが良い1978年当時の中国に似ている(ただし、米国人である私は買うことを禁止されている)。その他、スリランカや北朝鮮にも投資妙味がある

⑥金の調整はまだ続くかもしれない。過去11年間も上昇してきたのだから当然。ただし、下がれば、もっと買う。貴金属よりも農産物の魅力が上だが。

⑦欧州と米国には弱気。欧州はショートにしている。米国の世界的地位は、今後低下していく。

といった感じです。

しかし、驚いたのは、Q&Aで、同氏がミャンマーに魅力があると言ったら、ある個人投資家が、近々、ミャンマーに行って、現地で株を買いに行く計画があると話していました。すごいぜ、日本の個人投資家!

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