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2011年12月 5日 (月)

第484話 「通貨選択型投信の販売規制強化」

この週末は、久しぶりに風邪で熱をだし、寝込んでおりました。病み上がりで、読んだ日経新聞に、金融庁、証券業協会、投資信託協会が通貨選択型投信の販売規制を強化するという記事がありました。正直、やっと着手したかという印象です。このブログでも、今年5月の第447話と第449話で、

http://fundbuster.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/447-cc08.html

http://fundbuster.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/449-ab92.html

規制の必要性を語ってきましたが、半年以上経ってのアクションでした。当局は、昔から問題がおきないと対応しないという姿勢ですので、この秋の欧州危機からブラジルレアルが大きく下げ、通貨選択型の投信基準価額が大きく下げたことで、何かしないといけないと感じたのでしょう。遅すぎですが。

さて、規制強化の内容は、顧客が商品内容を理解しているかどうか、書面で確認することが柱とのことです。この方法は、書面に判子さえ押させればよいので、問題解決にならないという意見もあるでしょう。しかし、販売会社にとって、この説明をして、書面をもらうという手間が非常に抑制効果に繋がるという考え方もできます。特に、銀行窓販では効果的です。証券会社は、昔から詐欺まがいの営業姿勢ですから、抑制効果は限定的でしょうが。しかし、銀行が預金から安易に通貨選択型に誘導できづらくなるだけでも、今回の措置は良かったと受けとめています。

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