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2012年2月11日 (土)

第492話 「株価と金利」

2012年2月10日の終値で米国株S&P500は、1342と昨年5月のSell in May前の水準にあります。一方、米国10年債利回りは、1.97%と昨年5月の3%近辺から1%以上低下しています。逆相関であるはずの株価と金利、しかし、それが行っていないこの状況をどう理解すれば良いでしょうか?FRBも債券市場も、現在の景気回復の兆候が、中央銀行のバランスシートを膨らませただけのあだ花だと思っています。しかし、株式市場は、景気回復を素直に業績回復と結び付けて考えています。

それでは、どっちが正しいのか?短い内容で恐縮ですが、今回の株高は、金利低下に伴うPERの拡大だけではないのでしょうか。マクロ経済の中長期的な悪化が進展しており、安定的な業績回復を期待することは困難です。先進国は、日本で経験した失われた10年、20年の道を辿っていると考えます。危うい状況での短期的なリスク・オンの動き。年単位で物事を考える人なら、リスクを減らすタイミングと考え始めていると思います。

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コメント

色々な考え方ができると思いますが、一つの考えからとしてボラティリティが変化したと理解するのはいかがでしょうか。
SP500と米10年金利は今でも短期的に見れば相関関係にあると思いますが、昨年8月くらいを境に金利がフロアに達して動きが鈍くなってきました。このため両社をヘッジする比率が変化し株価だけが元の水準に戻ってしまったという感じです。
それでも年明け以降の株価の上昇は説明しにくいわけですが、それは別の要因と割り切るしかなく、短期かどうかは別の要因をどう見るかということだと思います。

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